ダイエットの鍵を握る体脂肪には、内臓脂肪と皮下脂肪があります。ダイエットや健康をテーマにしたテレビ番組や雑誌などでよく取り上げられることもあり、聞いたことがある方も多いでしょう。内臓脂肪と皮下脂肪の違いをしっかり理解すると、自分に合ったダイエット法が見えてきます。
内臓脂肪について
内臓脂肪は、内臓まわりにつく脂肪のことです。痩せ型でもお腹がぽっこり前に突き出している、肉付きの良い方でもお腹まわりの肉が掴みにくいという方は、内臓脂肪が蓄積している可能性があります。女性より男性の方が内臓脂肪型肥満になる方が多く、内臓脂肪が悪玉物質の量を増やし、高血圧・脳梗塞・糖尿病といった生活習慣病に大きく影響します。
ただし、皮下脂肪に比べて蓄積されやすく分解されやすいという特長があり、生活習慣の改善によって内臓脂肪も解消されやすいのです。メタボリックシンドロームは、内臓脂肪が原因となっている場合も多いのです。内臓脂肪は病気につながる危険性が高いことをしっかり意識し、食生活の改善と適度な運動を心がけましょう。
皮下脂肪について
つまめる体脂肪である皮下脂肪は、皮膚の下の皮下組織につき、体型が崩れる原因となります。男性より女性の方がつきやすい傾向がある皮下脂肪は、お腹まわり・二の腕・お尻・太ももに偏りがちで、たるみとなります。皮下脂肪が生活習慣病などの原因になることはあまり無いと言われていますが、脂肪のつきすぎは内臓を圧迫したり、足腰に負担がかかったりすることもあるので良くありません。
皮下脂肪は徐々に蓄積されていき、解消するにもそれなりの時間がかかります。皮下組織につくということもあって内臓脂肪に比べて代謝されにくく、根気強く対策を続ける必要があるのです。皮下脂肪対策としては、食事や運動といった規則正しい生活、気になる部分を直接マッサージをするのも良いでしょう。
内臓脂肪や皮下脂肪など体脂肪を意識したアプローチとして、トレーニングジムのご利用をおすすめします。
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